スペインの蜘蛛と呼ばれた吊るし型の拷問道具。
爪の部分が4本あり、犠牲者の背中を掴みやすくなっている。女性の場合、乳房や腹を掴むことに使用された例もある。
肉を引き裂いてしまい、被害者が落ちてしまう事もあったという。頭部に使用するという惨い使用方法もあったらしく、その鋭い先端が目や耳に突き刺さり、被害者は悶絶死する場合もあったという。

2枚目の画像はスクラム社、ペインゲートシリーズ「有刺鉄線傀儡」より。「傀儡/くぐつ」とは操り人形のことを言う。
形状が違うが、その壮絶さは13世紀~17世紀のスペインの蜘蛛を彷彿とさせる。
有刺鉄線傀儡他、ペインゲートシリースはSMグッズのエピキュリアンにて好評発売中。